錦糸町にて
昼に「エクスペンダブルズ」みにいってきた。
久しぶりに座席指定のない映画館に行った気がする。
チケット買う時に座席聞かれないな〜なんて思ってたらリアルにそうだった。
今時、そういった映画館も少なくなったから、少し嬉しいような、懐かしいような。。。
まぁ、映画の内容は面白かったよ。
スカッとした。
ところどころ二やってしたよ。
まぁ、僕はこういった映画は嫌いではないので楽しかったです。
さて、ルーガルー読みました。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本
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この作品、8月くらいに劇場アニメになってて、知り合いと観に行ったのだけど、正直意味がわからなかった。
そこで、原作を買ってしまったのである。
具体的な内容は省くが、いわゆる世界観は「全てが監視下に置かれた世界」「全てが情報化によって管理された世界」といった感じだろうか?
人工食料とかいろいろあるのだが、そのへんは気にしない。
この作品で、すげぇなぁ、と思ったのは、その世界観だからだ。
ユビキタスというか、全てが電子化のような情報化によって、すべてがデータとして記録されている世界。
誰がいつ、どこで、何を、(誰と)、どうしたか?が全てデータとして登録されている世界。
そういった世界は必ず来ると思いながらも、具体的な世界観は、マイノリティ・リポートと同じ感じかな?
面白いのは、この作品では、権力を持つものが率先して「全てが記録されているデータ」を改ざんして、それを全ての人が正としてしまう描写にある。
情報は自らコントロールしなければならない、ということを情報リテラシーなどを通して学び、それが如何に難しいかを学び、という感じで、自分のプライバシーの情報の取り扱いはどうだろうか、と思った時、こういう世界は恐ろしいように思う。
でも、最近その手の考えを全くしていないために、大学時代にいろいろ考えたオカルティックSFみたいな考えが思い出せない。
もうちょっと、勉強したいな、と思う、11月なのであった。